アスリートスペシャル対談2

1969年より乳酸菌・ビフィズス菌の発酵パワーを研究し、ヘルスケア商品の原料や製品開発を行う株式会社光英科学研究所ことKOEI SCIENCE。埼玉県和光市に本社を置く当社は「埼玉県から世界へ、乳酸菌の発酵パワーをスポーツに」を掲げ、“発酵”をキーワードに幅広くアスリート の方々の応援を行なっています。現在KOEI SCIENCEがサポートしているのは、地元・和光市出身の自転車競技 梶原悠未選手と、埼玉県を本拠地とするプロ卓球チームT.T彩たまのみなさん。今回、その“腸活アスリート”のみなさんがT.T彩たま卓球ステーション浦和店に集まりました!KOEI SCIENCEがサポートするトップアスリートならではの対談で、自転車と卓球の意外な共通点も判明しました!中編もお楽しみください。

―――お互いの共通点として、試合に用いる「自転車」や「ラケット」などの機材メンテナンスも重要そうですね! 梶原選手TEAM Yumi内のメカニック担当者に自転車のメンテナンスを託されているそうですが、卓球選手はどうなのでしょうか。こだわりなどはありますか?

上田 ええ、3選手ともみんな同じ種類の表面がツルツルしている裏ソフトラバーを使っていますが、それぞれ性能は全然違います。見た目には差はわからないかもしれませんが。

梶原 えぇ!!?同じに見えるけれど!性能が違うんですか?

上田 ちなみに監督と曽根選手はメーカーが一緒ですが、スポンジの色が違っています。僕の使うラバーは表面に粘着性があるというか、少しひっつく感覚があります。

T.T彩たま,ラケット

梶原 (実際にラケットを手にとって)本当だ!全然違います。

曽根 こっちのラバーだと回転がかかりますよ。

上田 そう、そっちは回転がかかるけど、弾むのはこっちかな。

梶原 へぇ~~触らないとわからないですね。触っても全部はわからないかもですけど...。

T.T彩たま,岸川監督

上田 卓球はボールの回転を使いますし、ただ弾むだけでもダメで。選手ごとにプレースタイルが異なるので、それにあったものを選ぶことが大切です。身体作りにも関係していますけど、プレースタイルが違うので、選手ごとに使う道具もトレーニング方法も、調整の仕方も違ってきます。もしかしたら、ここまで個人差がある競技って珍しいかもしれないですね。

曽根 道具といえば、僕は少し前まであまり深く考えずに手元にあったものを使っていて、一時期あまり勝てない時期が続いていて。その頃に同じメーカーを使っている岸川監督のラケットを貸してもらって、同じものを使い出したら勝てるようになりました。なので、今もそのラケットを使用しています。この経験をきっかけに、今では監督やメーカーさんと話をして、ちゃんと道具を気にして選ぶようになりました。

T.T彩たま,曽根選手

上田 ラバーだけでなくて、ラケットの木材も全然違います。カーボンがどう入っているかとか、木材だけでできているものもありますし。

曽根 材質によって弾みも全く変わってきてしまいます。

岸川 そっちは全部木製のラケットじゃないかな。

上田 僕たちはこうやって見ているだけでわかっちゃう(笑)

梶原 あ、叩くと音の響きは違いますね。

―――そういえば、みなさんと同じくT.T彩たまに所属する松平健太選手は、特にラバーを美しく貼ることにこだわりを持っているとか...

岸川 健太ね、健太はこだわっていますよ(笑)

上田 彼はかなり神経質に貼っていますよね。少しのズレなら全く気にしないという人もいれば、松平選手のようにそうでない人もいます。

―――やっぱり自分で貼る人が多いのでしょうか

上田 全部自分で貼って、メンテナンスしています。

梶原 ラケットの本体の部分はどうしていますか。

上田 各選手、メーカーがスポンサーについてもらっているので、スポンサーに支給していただいています。基本的には市販品と同じモデルですけど、プラスαを加えていただいて、特注までいかないですけど。

梶原 自分のこだわりを反映して、調整してもらっている。そしてメンテナンスは自分自身で行っているのですね。どのくらいのペースでラバーを貼りかえるのでしょう。

上田 大体、1試合で1枚というペースでしょうか。これも人によります。3連戦貼りかえずに試合に出る人もいるし、毎日張りかえる人もいます。

梶原 お話を聞いていてすごく楽しいですね。私の自転車も機材スポーツですが、同じように卓球も機材スポーツだなと感じます。道具へのこだわりもわかりますね。ちなみに、私は自転車に交通安全のお守りをつけて願掛けをしています。みなさんは、ラケットのラバーを貼りな がら願掛けをする事とかありますか?

上田 ラケットのケースにお守りをつけている選手はいますね。

女子オムニアム,梶原選手

梶原 そういえば、先日の試合を観戦して気づいたのですが、試合中に選手がラケットに話しかけているように見えるシーンが何度かあったのですが、あれは…?

上田・曽根 あぁ~(笑)

上田 試合中にラケットに話しかけている場合は、願掛けとか良いことを言っている人は少ないかも。どちらかというとクレームというか(笑)調子が悪い時にラケットに対して「おまえ、どうした?」とか「頼むよ~」と話かけることはあるかもしれないです。

曽根 あはは(笑いながら頷く)

上田 いろいろあるけど(笑)でも結局は自分でメンテナンスをしている道具なので、ラケットの調子の良さも悪さも自分に返ってきます。卓球のラケットは湿度にも弱いので、試合の途中、汗で濡らしてしまったかなって心配した時にラケットをよく見て確認しているので、それが話しかけるように見えることがあるかもしれません。自分たちはラバーを貼るときも湿度がない乾燥した部屋で行います。そして保管する時はバイオリンみたいにきちんとケースに入れます。結構、気を遣っていますね。

梶原 ものすごく気を付けているのですね...海外遠征の時は大変じゃないですか?アジアとヨーロッパでは気候も違うので、変化に対応するのも難しそうですね。

上田 特に東南アジアに行くと気候の影響を強く受けますね。東南アジアではあまり卓球の強い選手がいないんですが、もしかすると湿度の高い気候が影響しているのかもしれないと思います。

T.T彩たま,上田選手

―――トップアスリートのみなさんは、自分自身の体やメンタルもさることながら、試合に用いる機材についても気を配っていらっしゃるのですね。貴重なお話、ありがとうございました!

機材メンテナンスの次は身体のメンテナンスについて迫ります。腸活アスリートがどのような1日を過ごしているのか、選手ぞれぞれの個性が垣間見える後編もお楽しみに。

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対談こぼれ話<アスリート 梶原悠未とは>

埼玉県和光市出身の自転車競技選手。高校生の時に出会った自転車競技で全日本選手権5連覇の偉業を達成。2020年には世界選手権で日本人史上初の金メダルを獲得、世界女王としてマイヨ・アルカンシェルのジャージに袖を通す。東京五輪では女子オムニアムで銀メダルを獲得。現在、パリオリンピックでの金メダルを目標に掲げ、練習に励んでいる。梶原悠未選手執筆コラム「私は発酵して強くなる」がKOEI SCIENCEの公式 Instagramにて好評連載中。

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梶原悠未とは

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